「小説すばる新人賞」に関する意欲的な備忘録
mas氏
ウォーアイニーと中国茶
【私が愛用している中国茶器】 唐突ではあるが、長らく遠ざかっていた中国茶(Chinese Tea)に関する話をしてみたい。 私淑するmas氏が2000年から約1年にわたってウェブ展開していた、幻のサイト[中国茶のオルタナティブ](サブタ...
恋するベアー―性教育関心への定点観測
【私のときめくベアーへの想い。ベアーが好きだ】 ある写真を眺めていて、ベアーのぬいぐるみが素敵だと思った。そしてまた、ある本を読んでいて、そのベアーの人形が、あまりに精巧で愛くるしく、食べてしまいたいと思った――。 写真の方は、エドワー...
消えゆく写真
【FUJIFILM X-T3で試し撮り。被写体はLEICA IIIc】 元日の午後、手持ちのカメラ(FUJIFILM X-T3、レンズはFUJINON XF18-55mm F2.8-4.0 R LM OIS)でアンティークと化したLEICA...
思い出のmas氏―池袋のお馬さん
【私淑するmas氏が撮った「池袋のお馬さん」の複製画像】 思いがけず、《その出会いは、突然やってきた》――の書き出しで始まる文章をウェブで見たのは、もうかれこれ18年ほど前になるのだろう。そこで読み耽ったひとかたまりの秀逸な文章と、添えら...
ロシアケーキと美的な写真の関係
【中山製菓のロシアケーキ】 先々月、たまたまいただいた中山製菓のロシアケーキ(クッキー)が美味しくて、記録に残そうと、つい興奮しながらiPhoneのカメラ・アプリのシャッターを押したのだった。私は甘いものに目がなく、甘いものは皆美しいと感じ...
幸福に捧ぐるはベアーの編みぐるみ
音楽制作の一環で自前のジャケット・デザインをこしらえる時、ちょっとした椅子にぬいぐるみのベアーを置いた写真など撮ってはどうか?――などと思案したことがあった。その発想の元になった写真がある。エドワード・スタイケン(Edward Steich...
ピッツァからジャズへ〈二〉
【ブルーノートからリー・モーガンのリーダー・アルバム『The Rumproller』】 前回からの続き。シチリア風ピッツァの“セモリナ粉”つながりでmas氏の“手料理日記”なるものに着目し、ジェニー・ライトとエリック・トゥルイユ共著の料理...
ピッツァからジャズへ〈一〉
【シチリア風ピッツァの生地にはセモリナ粉が…】 新型コロナウイルスのパンデミックによる“コロナ禍”は、日常生活のあらゆる営みを執行停止状態にしかねない――。少なくとも心理的影響は計り知れなかった。そうしていつの間にか、日常における由々しき...
お茶とサブ・カルチャーのアーティクル〈終〉
【中国茶「金駿眉」の産毛に覆われた茶葉】 可憐な中国茶を愉しみながら、私淑するmas氏の“中国茶とサブカル”に関する、幻のテクストを味わうシリーズ(前回はこちら)。WWWのサーバー上に放置されたmas氏のウェブサイト[msbcsnb]()...
お茶とサブ・カルチャーのアーティクル〈十〉
【中国茶「白毫銀針」は白茶の美と味わいの代表格】 シリーズとなっている「お茶とサブ・カルチャーのアーティクル」の第10回目。前回は、私淑するmas氏の幻のウェブサイト「中国茶のオルタナティブ」から「茶」の発音の誤読の歴史についてと、中国茶...