科学

映画

人新世のパンツ論③―紫から白のブリーフ呪縛へ

零落の奥底から湧いてくる威厳といふものがあるやうに、真裸でゐるといふ事は、仕着を着て行くよりも、人間らしくあるといふのに、更に近いものである。 ラム著『エリア随筆』より引用 【困惑の時代から目覚めて「白のブリーフ」を着用し始めた2013年(...
性教育

人新世のパンツ論①―プロローグ

【ヒトはパンツを穿いて成長する】  お気に入りの使い慣れたマグカップでさえ、それが陶器製で硬くて丈夫であっても、いったんヒビが深く入り込むと、〈そろそろ寿命が尽きる頃だな…〉というような感を抱く瞬間がある。こんな話を突然持ち出すのはやぶさか...
映画

伴田良輔の『眼の楽園』―バラとデイヴィッド・リンチ

伴田良輔著『眼の楽園』「薔薇と雲」におけるバラの花とリンチの映画について。
文学

我がツイッター時代のツイートより―「朝井リョウ」編

私の旧ツイッター時代のアーカイブの中から「朝井リョウ」関連のツイートを抽出しました。
コンピューター

ブルネットの女は消防士となって逃げた

アーウィン・ウィンクラー監督の映画『ザ・インターネット』に関する考察です。
テレビ

我がツイッター時代のツイートより―『刑事コロンボ』編

私の旧ツイッター時代のアーカイブの中から「刑事コロンボ」関連のツイートを抽出しました。
性教育

性の話。を閉じて

【パンツの話はいずれ…やります。。】  私自身が「性について学ぶ」ことを自覚したのは、小学6年生の時の性教育本との出合いであり、ある友達のまばゆい純粋無垢の記憶である。2012年10月16日付の「孤独と神話【補遺】」にそのことを書いている。...
コンピューター

ツイッターからマストドンへ

【Adobe Fireflyの人工知能に描かせてみた哺乳類マストドンのイラスト】  個人的なお知らせでたいへん恐縮なのだけれど、わたくしことUtaro/青沼ペトロは、今月21日に、これまでおおむね13年間、ソーシャルメディアの軸足として利用...
写真・カメラ

ベルばらと『地縛霊 恐怖の心霊写真集』

【『ベルサイユのばら』のオスカルに扮装した女性。しかし心霊が…】  昭和が遠くなりにけり――。平成時代ですら、もはやその“体験の記憶”を留めておくことができなくなってきた感がある。昭和は、さらに古く、遠い怨念に満ちた過去という印象が拭えない...
文学

伴田良輔の「筋肉質のキューピッド」

【伴田良輔著『愛の千里眼』「筋肉質のキューピッド」】  90年代に遡って、河出文庫(河出書房新社)の“日本文学”に類する出版目録を調べてみると、さすがにわが国の一癖ある名うての文庫ということもあって、澁澤龍彦の『エロスの解剖』や『華やかな食...