人新世のパンツ論⑥―虎の尾を踏むパンツ
ライカ
日々の某と「新潮新人賞」の備忘録
【2024年5月2日付朝日新聞朝刊「米大学占拠 学生ら抗議のうねり」】 先日の「小説すばる新人賞」の例に倣って、ここでは「新潮新人賞」の応募規定を備忘録とする。『新潮』(新潮社)2024年7月号に掲載されていた「第57回 新潮新人賞応募規...
思い出のmas氏―池袋のお馬さん
【私淑するmas氏が撮った「池袋のお馬さん」の複製画像】 思いがけず、《その出会いは、突然やってきた》――の書き出しで始まる文章をウェブで見たのは、もうかれこれ18年ほど前になるのだろう。そこで読み耽ったひとかたまりの秀逸な文章と、添えら...
幸福に捧ぐるはベアーの編みぐるみ
音楽制作の一環で自前のジャケット・デザインをこしらえる時、ちょっとした椅子にぬいぐるみのベアーを置いた写真など撮ってはどうか?――などと思案したことがあった。その発想の元になった写真がある。エドワード・スタイケン(Edward Steich...
お茶とサブ・カルチャーのアーティクル〈終〉
【中国茶「金駿眉」の産毛に覆われた茶葉】 可憐な中国茶を愉しみながら、私淑するmas氏の“中国茶とサブカル”に関する、幻のテクストを味わうシリーズ(前回はこちら)。WWWのサーバー上に放置されたmas氏のウェブサイト[msbcsnb]()...
幻の『洋酒天国』創刊号ついに登場
【これが幻の『洋酒天国』第1号】 振り返れば当ブログでは、2011年の7月、「開高健と『洋酒天国』」と題し、初めて“ヨーテン”すなわち『洋酒天国』の“冊子を並べた写真”を掲載してそれを紹介している。それ以後より一冊一冊、順不同で“ヨーテン...
お茶とサブ・カルチャーのアーティクル〈七〉
【これは私の所有物。mas氏に倣って入手したLEICA IIIc】 2019年、ついに“ライカ・ウイルス”感染――。昨年はデジカメのLEICA X2(レンズはELMARIT 24mm F2.8)を買ってしまったけれど、症状はやや沈静化して...
中国茶とスイーツの主人
インターネットのウェブサイトを通じて、私がこの10年の間に、“雑学”的な読み物として多大な影響と共感を得ていたある一つの個人サイト、があった。そのサイト名とオーナー(男性)の氏名はここでは伏せておく。尤もそのサイトは現在抹消されていて、オー...
木村伊兵衛という人―『僕とライカ』より
※以下は、拙著旧ホームページのテクスト再録([ウェブ茶房Utaro]2005年2月26日付「木村伊兵衛という人―『僕とライカ』より」より)。 写真家・木村伊兵衛著『僕とライカ』(朝日新聞社)の、「木村伊兵衛傑作選」で括られた写真の中で、私...