文学 朝井リョウさんの各各の書評から 【昨年読んだ朝井リョウさんの小説『生殖記』】 昨年11月に朝井リョウさんの小説『生殖記』(小学館)を読んだ。《「正欲」から3年半。本年度最大の衝撃作》の帯の文言が未だに脳裏に刻み込まれている。読み終わった後の思い――それを一言で「感嘆」――... 2025.01.16 コンピュータービジネス写真・カメラ文学書籍科学
性教育 人新世のパンツ論⑲―特別編IV・下着が未来の自分を創りだす 【「アバクロ前CEOらを起訴」性行為強要の疑いの衝撃的なニュース】 昨年の秋、驚くべきニュースを読んだ。米ニューヨークの連邦地検は22日、カジュアルブランド「アバクロンビー&フィッチ」のマイク・ジェフリーズ前最高経営責任者(CEO、80歳)... 2025.01.09 スポーツビジネス写真・カメラ性教育文学科学美術
文学 ヒッピー&ハイパーな睦月の始動 【AKB48のアルバム『なんてったってAKB48』】 同僚のママさんがAKB48のCDアルバム『なんてったってAKB48』をどっさり買ってきたらしく、そのママさんに頼まれて持参してきた友人が無造作にテーブルにばらまき、どうぞお好きなように持... 2025.01.07 コンピュータービジネス写真・カメラ文学映画演劇音楽
写真・カメラ それは忘れがたい写真から始まった 【それは2年前、ナショジオの本の中の5つの写真と出合って思いとどまることができたのだった】 人生の半分よりもっと多くのあいだ、こうやってなんたらかんたら“文章”をあちらこちらで書いてきたのに、本当に今年になって初めて、「プロの作家になりたい... 2024.12.29 コンピュータービジネス写真・カメラ性教育文学映画書籍演劇科学美術音楽
科学 ゆらぐ扇風機 【岸本佐知子さんの連載「ネにもつタイプ」より「ゆらぎ」】 魔界の穴にすべり落ちたような不思議な文体を持つ翻訳家・岸本佐知子さんのエッセイが私は好きだ。すでに虜になってしまった。もう3度目となるが、またまた岸本さんのエッセイから話を膨らませた... 2024.12.24 コンピュータースポーツテレビビジネス写真・カメラ学校文学書籍科学食べ物
書籍 人新世のパンツ論⑱―特別編III・シキボウと『平凡パンチ』 【1972年2月28日号の週刊誌『平凡パンチ』は男性のブリーフ特集だった】 「人新世のパンツ論」。前回はフンドシと森鷗外について書いた(「人新世のパンツ論⑰―特別編II・フンドシと森鷗外の『ヰタ・セクスアリス』」)。 再三繰り返して述べるけ... 2024.12.17 ビジネス写真・カメラ性教育文学書籍科学美術音楽
映画 映画『Wの悲劇』の悲劇とは 【薬師丸ひろ子主演の映画『Wの悲劇』の劇場用パンフレット】 演劇がやりたいと思い始めたのは、小学6年生になってからで、美内すずえ原作の『ガラスの仮面』(白泉社)のテレビアニメ(杉井ギサブロー監督)の影響がとても大きかった。それは1984年の... 2024.12.15 テレビビジネス写真・カメラ学校性教育文学映画書籍演劇
文学 朝井リョウの『生殖記』はナニを語っていたか 【はい、朝井リョウさんの『生殖記』読み終わりました】 当ブログの今月の投稿「私は朝井リョウの『生殖記』を読み始めるというのか」で予告したとおり、それから程なくして渦中の小説を読了し、今これを書いている。 朝井リョウ著『生殖記』(小学館)。 ... 2024.11.20 ビジネス写真・カメラ学校性教育文学書籍科学食べ物飲み物
ビジネス 素晴らしき電子リコピー イタリアのピエル・パオロ・パゾリーニ(Pier Paolo Pasolini)監督の映画を特集したフィルムアート社の映画雑誌『季刊フィルム』(No.5/1970.3.1)の広告に、リコー社の電子リコピー「BS-320」が掲載されていて、毎度... 2024.11.12 ビジネス写真・カメラ映画書籍科学美術飲み物
映画 ニコラス・レイあちらこちら 【何度でも登場しますが、これが伊丹十三著『ヨーロッパ退屈日記』です】 興奮冷めやらぬまま――。 アメリカ大統領選でトランプ氏が返り咲いた一報が届いたが、そんなことで私が興奮していたのではない。 しかと心得て遠距離恋愛を構えるのなら、人生の全... 2024.11.08 ビジネス文学映画書籍食べ物